2015/6/17
- 航空宇宙産業へのチャレンジ
航空宇宙産業へのチャレンジ
チャレンジし続ける髙木化学研究所
当社は社会が必要とする、さまざまな課題の解決にチャレンジしてきました。
近年は、ものづくりの頂点に立つと評される「航空宇宙産業」に参入しています。この産業は「先端技術集約型産業」ともいわれ、最先端の技術を結集させた安全性が重要視されます。そのため、製品一つひとつにハイレベルな精度が要求されるのです。その分、自動車や機械に次ぐ基幹産業として、大きく飛躍する可能性を秘めています。
現在は、チタン合金クランプの試作・開発をメインに行っております。自動車分野などで長く培ってきた、プレス板金や樹脂コーティングの技術が活きています。
培ってきた技術を元に、新分野の製品を作る
航空宇宙産業に新規参入できたのは、当社の地道な努力が国から認められたためです。
平成21年には、国際標準規格「JISQ9100」を取得しています。航空宇宙産業で製品を供給する際に必要となる規格です。そして平成25年度には、自動車に続く次世代産業を育成・振興する「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」に指定されました。当時、岡崎市・豊田市では唯一の指定であり、当社のチャレンジ精神の成果が、広く認められた証しでもあります。
航空宇宙産業には、先端材料と先端技術による、精密な部品を必要とします。樹脂成形、プレス板金、合成繊維製造など、幅広い分野をマスターしてきた当社にとっては、活躍できる範囲は広いといってもいいでしょう。今後も、航空宇宙産業をはじめとした新分野にチャレンジしていきます。